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大事な買い物は準備が大切!住宅ローンの基本

2012/02/17

「家は一生の買い物」とはよく言われます。家を買う計画がなくても、住宅の広告を見ているうちに、なんとなく欲しくなってしまうことがあります。

「ねえ、あなた。今度の日曜日、モデルハウスでも見に行かない?」
「そうだなぁ。面白そうだから行ってみようか」

家を買う気は全く無く、興味半分で訪れた展示場。でも、実際にモデルハウスを見学すると方向が変わってくるから不思議です。

「リビング広いわねぇ。キッチンも素敵だわ。美味しい料理もいっぱい作れそう!」
「ここは俺の部屋にしたいけどいい?子供が大きくなったら子供部屋にするからさ」

ああして、こうして・・・。幸せいっぱい夢いっぱい。想像が想像を呼び、明日にでも引越したくなってしまいます。「この家を買うよ」なんてポンっとお金を出せればよいのでしょうが、実際に住宅をキャッシュで買える人はそう多くはいません。ほとんどの人が住宅ローンを組むことになります。

住宅ローンってどうなってるの?

住宅ローンを組むにはどうしたら良いのでしょうか。住宅ローンは「仮審査」と「本審査」の2段階の審査を通過して初めて融資を受けられます。

最初の「仮審査」は、お金を貸し出す金融機関によって行われる審査です。「仮」という字が付いていますが、しっかり審査されます。本人確認、年齢、返済負担率、他社の借入れ状況などを申込書に記入し、確認・審査に回されます。審査項目の詳細は金融機関によって異なりますが、勤続年数・年収・頭金・他社ローン・個人信用情報・健康状態が調査項目になると思って良いでしょう。

ここで一般の借入れではあまり見かけない審査項目に気が付いたでしょうか。そう「健康状態」です。住宅ローンは、返済が長期間におよびますから、健康であるかどうかは重要な要素なんです。そのため、住宅ローンを組むときは「団体信用生命保険」への加入が必須になっています。略して「団信」と呼ばれるこの生命保険は、融資を受けている人が住宅ローンの支払期間内に死亡したり高度障害になった場合、ローンの残高を支払ってくれる保険です。保険金は遺族ではなく直接金融機関に支払われる点が、一般の生命保険とは異なります。

もし、何らかの理由で「団体信用生命保険」に加入できなかったとしたら、ある程度お金があっても住宅ローンの審査は通りません。そんなときは公庫融資のフラット35など、保険加入が任意のローンを検討することになります。

仮審査が通ると次は信用保証会社による「本審査」が待っています。信用保証会社とは、いわば保証人の役割をする会社です。融資を受けるときは保証人を求められることがほとんどです。しかし、住宅ローンのように多額であり返済が長期間におよぶ支払いの保証人になれる人はほとんどいません。そこで、信用保証会社が保証人の役割をしてくれるというわけです。銀行等が指定する信用保証会社を利用することになります。

信用保証会社は、支払いが滞ったときに代わりに返済しなければなりませんから、自然と審査はシビアになります。金融機関が行った仮審査をもとに、さらに突っ込んで調査されます。購入物件はどのくらいの価値があるのかなどの担保調査も、実際に現地に出向いて行います。

ちなみに、住宅ローンを払えなくなった場合でも、支払いの義務が無くなるわけではありません。信用保証会社は金融機関に立て替え払いをしてくれるだけで、信用会社からはしっかり返済を求められます。

この2段階の審査を通過して、やっとマイホームを持てるスタート地点に立つことができます。大事な買い物だからこそ購入は計画的に。「何年後に住宅を買おう」と決めたなら、今からコツコツ資金を貯めていくと夢がふくらみますよ。

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